舟券・オッズ・予算 / 図解と例題
競艇の出目買いとは?やり方・法則と回収率の考え方
頻出の組番を、当日の6艇にどう当てはめる?1–2–3を残す例、1頭を見直す例、4点と8点の支出比較から、出目買いの手順と見送り、出現率と回収率の違いを解説します。
まず、ここから
出目買いは、組番や過去の出現傾向を手掛かりに、買い目を選ぶ方法です。「よく出た目だから」で決めず、その日の6艇で同じ着順を考えられるか、何点買い、いくら戻れば購入額を回収するかまで確かめます。
このページで分かること
頻出の1–2–3を候補に残す例、外の攻めで考え直す例、点数が増えて見送る例を比べます。例題の選手・展示・展開・金額は説明用の仮定で、実際の予想や購入実績ではありません。
先に数値を見たい方は、出目ランキング・3連単120通りの一覧へ。ここでは、表を見た後に買い目をどう考えるかを扱います。
01 出目買いとは、どんな買い方?
出目は、着順を艇番で表した組番です。3連単の1–2–3なら、1号艇が1着、2号艇が2着、3号艇が3着という結果を指します。1・2・3コースという意味ではありません。3連単の的中条件
この記事では、出目を手掛かりにする買い方を、次の4つに分けて考えます。当サイトでの整理であり、公式に定められた予想法の分類ではありません。
01
同じ組番を固定する
対象レースで毎回1–2–3を買う。
どのレースを対象にし、何円ずつ買うかを決める。
02
頻出上位を複数買う
過去の上位3組番を各100円買う。
3点分の支出を数える。選ぶ期間と、試す期間を分ける。
03
場・条件別の出目を見る
その場でよく出た組番を候補にする。
期間・券種・対象件数を確認する。条件を絞るほど件数も減る。
04
当日の6艇を見て採否を決める
頻出出目を、進入・展示・展開に当てはめる。
その着順になる理由と、外す・見送る理由を残す。
特定の組番を同じ金額で買い続ける方法と、毎回の情報を見て組番を選ぶ方法は、結果を比べる条件も違います。以下では頻出出目を候補の入口にし、当日の艇へ当てはめる流れを練習します。
3連単・2連単などの違いは、舟券の種類と的中条件で確認できます。
02 1–2–3を候補に残すまで
1–2–3を買うなら、三つの着順を説明できるか考えます。1は逃げられそうか。2は3より先に残るか。3は4〜6より前に入れるか。「1が強そう」だけでは、2・3着まで決まりません。
すべて説明用の仮想例
1が逃げて、2・3が追走すると考える
6艇とも艇番順の進入を想定します。1は先に回り、2は内側を差し、3はその外を追う。一方、4〜6が外から抜け出すほどの攻めは見えなかった、という設定です。
これは展示から着順が分かるという意味ではありません。次のような観察と読みを置いたときに、どの組番を候補にするかを考えます。
6艇それぞれを、候補に残す・外す理由
- 1号艇
- 観察した設定:枠なりの1コース想定。展示の行き足と旋回後の前進に、大きな不安を見つけなかった。
- 今回の読み:先に1マークを回って逃げる展開を考え、1着に置く。
- 2号艇
- 観察した設定:2コース想定。行き足で大きく見劣らず、1の内側を差して追走できそうに見えた。
- 今回の読み:2・3着候補。3より先に残れるかは決めきれない。
- 3号艇
- 観察した設定:3コース想定。2に大きく遅れず、外を回って追走する形を考えた。
- 今回の読み:2・3着候補。2との着順違いも残す。
- 4号艇
- 観察した設定:4コース想定。内の艇をスタートから越えるほどの伸びは見えなかった。
- 今回の読み:今回の2点から外す。ただし4の攻めが強まるなら、1頭から考え直す。
- 5号艇
- 観察した設定:5コース想定。4の動き次第で進路が変わり、外を回る形を考えた。
- 今回の読み:1逃げの想定で、内を回る2・3より先へ出る理由が見つからず外す。
- 6号艇
- 観察した設定:6コース想定。5よりさらに外の経路になり、内側へ入る道筋も説明できなかった。
- 今回の読み:今回は外す。能力が低いという評価ではなく、この展開で買う理由が足りない。
1着に固定する艇
1先に回り、逃げる想定
2・3着の候補
追走する2艇の順を比べる
2と3の前後を入れ替えると、買い目は2点
- 123100円
- 132100円
2点 × 100円 = 200円
この例では1–2–3を残し、2・3の前後が入れ替わる1–3–2も加えます。「過去の上位だから2点」ではなく、今回考えた展開に合う2点です。4を外す理由も残し、展示で4の攻めが気になれば、元の読みへ戻ります。
実際に確認するときは、艇番と進入コースを別々に記します。スタート展示と本番でコースが変わることもあります。スタート展示の公式解説
この2点を各100円買った場合の計算例
購入合計は200円です。同着・返還はなく、確定した払戻倍率が1–2–3は6.0倍、1–3–2は8.0倍だったと仮定します。
- 1–2–3が的中
- 払戻600円
差額+400円 - 1–3–2が的中
- 払戻800円
差額+600円 - どちらも不的中
- 払戻0円
差額−200円
金額は説明用の仮定です。購入前に見たオッズが、そのまま確定するとは限りません。オッズ表示の説明
03 頻出でも、1頭を外す・見送る
同じ1–2–3を候補にしていても、外の攻めが強く見えれば考え方は変わります。別の仮想例として、4号艇に、内の艇よりスタート後に伸びていく動きが見えたとします。
4がまくり切ると読むなら、4が1着になり、攻めを受ける1〜3と、その外の5・6の残り方を考え直します。先ほどの「1逃げ、2・3追走」を、そのまま使うことはできません。
最初に考えた展開
2・3が追走するなら、1–2–3/1–3–2を候補に残す。
4がまくり切る展開を考える
1着の想定が変わる。1頭の買い目を少し増やすだけでは対応できない。
戻って考えること
4が攻め切れるか。攻めを受ける1〜3と、外から続く5・6はどうなるか。両方の展開で迷うなら、買う前に見直すか、見送る。
ここで1–2–4を足しても、4が1着になる展開には当たりません。3着の相手を増やす前に、1頭でよいのかを見直す必要があります。
一方、4の伸びだけでは、1をまくれるかまで決められません。1が先に回れるのか、4がどこから仕掛けられるのか、5・6が続く進路はあるか。そこを考えても1逃げと4の攻めのどちらにも絞れないなら、今回は見送って観戦する選択もあります。
攻める艇と、その内外の艇の関係は、スリット隊形と展開パターンで図解しています。
04 当たっても、購入総額を回収できる?
よく出る組番を何点も買えば、その分だけ支出が増えます。払戻と比べるのは、的中した1点の金額だけでなく、外れた買い目も合わせた購入総額です。
説明用の仮想例 / 同着・返還なし
予算400円で、3着候補を増やしたくなったら
1逃げを考え、2着を2・3、3着を2・3・4にすると、重複艇を除いて4点です。さらに5・6も3着へ加えると8点。どちらも各100円とします。
この例では、1–2–3が的中して100円あたり320円の払戻だったと仮定します。同じ的中でも、買った点数によって差額が変わります。
4点に絞った場合
400円
- 1–2–3各100円
- 1–2–4各100円
- 1–3–2各100円
- 1–3–4各100円
5・6を3着に追加する場合
+400円
- 1–2–5各100円
- 1–2–6各100円
- 1–3–5各100円
- 1–3–6各100円
1–2–3が的中し、100円の払戻が320円なら
- 4点購入の差額
- −80円
- 8点購入の差額
- −480円
4点でも320円−400円で80円のマイナス。8点なら320円−800円で480円のマイナスです。8点は、先に決めた400円の上限も超えています。
5・6を追加する理由が曖昧なままなら、当たりを拾うために広げ続けず、買い目の根拠を見直します。この例では3着を絞る理由も足りず、8点は予算超過なので見送ります。
ただし「4点なら4.0倍以上だけ買えば勝てる」とも言えません。外れれば払戻は0円です。一定期間の回収率を見るときは、的中・不的中をすべて含む購入合計と払戻合計を比べます。実際の投票結果では返還・特払の扱いも確認してください。投票結果の集計項目
理解チェック
4点を各100円購入し、1点が3.2倍で的中。回収率は320%?
答えを見る前に、理由をひと言で説明してみましょう。
答えと理由を読む
この例では80%です。払戻320円を、全4点の購入400円で割るので、320÷400×100=80%。的中した1点の100円だけを分母にすると、外れた3点の支出が抜けてしまいます。
05 出目に法則やパターンはある?
「法則」と呼ばれる説明でも、何を根拠にしているかはさまざまです。過去の回数、展開の読み、数字の並びを分けて考えます。
- 過去によく出た、という集計
- 対象期間に1–2–3が何回出たかは、成績を数えて確認できます。ただし、次の1レースでも同じ割合で出ると確かめたわけではありません。
- この攻めなら、この艇が続くという展開の仮説
- 先ほどの「1逃げ、2・3追走」のように、当日の艇と進入から考えます。別の攻めや進入になれば、組番も見直します。
- 連番、偶数・奇数、しばらく出ていないという理由
- 数字の並びや過去の空白だけでは、今回その着順になる根拠は足りません。「そろそろ出る」と感じたら、当日の6艇で説明できるかを確かめます。
出現率の高い順と、買い続けたときの収支の順は別です。的中した場合の配当、買う点数、対象レースや購入額が変われば収支も変わります。確率を仮定した計算の限界は、期待値と確率の限界で確認できます。
06 買い方を試すなら、先にルールを決める
過去の結果から一番よかった組番を選び、同じ期間の成績を「この買い方なら勝てる」と示すと、結果を知って選んだ効果が混ざります。組番を選ぶ期間と、その組番を固定して確かめる期間を分けます。
先に、対象と買い目を決める
前の6か月で選ぶ
券種・場・集計条件と、上位何組を選ぶかを決める。順位が同じ場合の扱いも残す。
決めたルールを変えずに確かめる
次の6か月で比べる
全対象レースと全点分の金額を数える。外れ・返還・特払も記録し、後から好結果だけを残さない。
購入しなくても、条件を決めた予想メモとして残せます。その場合は、実際の投票記録と分けて「購入なしの検証」と書きます。結果ファイルの通常払戻だけを集めた値も、全購入・返還などを再現できるまでは、実際の回収率とは呼べません。
当日の情報で絞る方法なら、買ったレースだけでなく、候補にしたレースと見送った理由も残します。「4の攻めが気になったから1頭をやめた」のように、見た情報・時刻・判断を短く書き、結果と比べます。
振り返るのは、1着の想定、相手の順序、外の艇を外した理由、最終買い目と金額です。結果を見て追加した組番を、当時の的中実績には加えません。
07 出目買いでよくある疑問
頻出上位の出目だけ買えば勝てますか?
出現回数だけでは分かりません。何レースで何点を何円ずつ買い、外れた分を含めていくら戻ったかを確認します。過去の条件でよかった組番も、次のレースの利益を保証するものではありません。
全国上位と場別上位は、どちらを使えばよいですか?
まず期間・券種・対象件数をそろえて読みます。場別は全国より対象が少なく、順位や平均が変わりやすい場合があります。どちらから候補にしても、最後はその日の6艇へ当てはめます。どちらの買い方が高収益かは、別に検証する必要があります。
出ていない出目は、そろそろ来るのでしょうか?
出ていない期間の長さだけでは、次のレースの確率は決まりません。その組番に必要な着順を、当日の進入や展開から説明できるかを確認します。欠測と、本当に対象期間で0回だった記録も区別します。
3連単120通りを全部買えばよいですか?
通常6艇の組合せなら、各100円で12,000円です。的中しても、払戻が購入合計を下回る場合があります。組数と的中・利益は分けて考えます。同着や返還などがある場合は、実際の結果と公式の案内を確認してください。計算は点数計算ツールへ。
出典と確認範囲
的中条件、スタート展示、オッズ、投票結果の集計は公式資料を参照しています。出目買いの分類・採否の手順と、6艇・買い目・金額の例は、当サイトで学習用に作成しました。
- BOAT RACE:3連単(3連勝単式)
1着・2着・3着を艇番と着順どおりに当てる券種。120通りは6艇から異なる3艇を順序付きで選ぶ組合せ数。公式の簡略表示を個々の実レースが等確率である根拠にはしない
資料確認日: - BOAT RACE:2連単(2連勝単式)
1着・2着を順序どおりに当てる券種。6艇の場合の組合せは30通り
資料確認日: - BOAT RACE 用語辞典:配当金
配当金は100円購入した場合の払戻金額
資料確認日: - BOAT RACE:投票結果参照・集計データについて
回収率の払戻合計には返還・特払を含む。返還・特払のみの場合の的中レース数と、全額返還の購入レース数の扱いは金額会計と区別する
資料確認日: - BOAT RACE 用語辞典:スタート展示
艇番と進入コースを区別すること、スタート展示と本番で進入コースが異なる場合があること
資料確認日: - BOAT RACE:オッズの見方
オッズは的中時の払戻倍率で、投票の状況により変動する。本文の倍率・払戻例は仮定した値である
資料確認日:
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