展示・進入・スタート / 図解と例題
進入・スロー・ダッシュ・カド
艇番と進入コース、スローとダッシュの違いを図解。展示と本番で並びが変わる例から、カドの見つけ方や、本番で確かめたいことを学びます。
まず、ここから
進入は、スタートに向けて各艇がコースを取ることです。「艇番の順序」と「スタート方法」を分けて確認すると、カドも見つけられます。
このページで分かること
内側から艇番を読む方法と、スロー・ダッシュの境目からカドを見つける方法を学びます。展示と本番で進入が変わる場合も確かめます。
先に知っておく言葉
- 枠番
- 艇を見分ける番号。ここでは「何号艇か」を表す艇番として読みます。
- コース
- スタート時の内側・外側の位置。「何コースから進むか」を表します。
01 内側から順に、艇番を読む
進入は、スタートするコースを取るための動きです。進入コースの並びは、内側から順に艇番で表します。艇番順に並んでいるとは限らないので、最初に「何コースに何号艇がいるか」を対応させます。出典:進入進入コース艇番とコースの違い
練習用の例
「1・2・4・3・5・6」を読み解く
読み方の練習として、内側からこの順番で並んだとします。実際のレースの記録ではありません。3番目の数字は「4」なので、3コースに入ったのは4号艇。続く4コースは3号艇です。
- 位置を数える内側から3番目 → 3コース
- そこにいる艇を読む表示は4 → 4号艇
- 二つを組み合わせる「4号艇が3コース」
この並びの「3番目」は3コースを表します。3号艇や3着を指す数字ではありません。
02 「どこから」と「どう助走するか」は別
進入隊形は、スタートコースだけでなく、スローとダッシュというスタート方法も含めた見方です。「3:3」のような数字は、スローの艇数とダッシュの艇数を表します。艇番や着順を並べた数字ではありません。出典:進入隊形
- スロースタート
- 後ろへ引く動きをせずにスタートへ向かう方法で、助走は短くなる傾向があります。スローの艇数はいつも3艇とは限りません。出典:スロースタート
- ダッシュスタート
- スタートと逆の方向へいったん下がり、助走を確保して向かう方法です。「ダッシュだから他艇より早くラインを通過した」とまでは意味しません。出典:ダッシュスタート
- カド
- ダッシュからスタートする艇のうち、いちばん内側にいる艇です。まずダッシュの艇を見つけ、その中の最内艇を確かめます。「4号艇の別名」ではありません。出典:カド
スロー
後ろへ引かず、スタートへ向かう。
ダッシュ
いったん下がり、助走を確保する。
名前から速さを決めつけない
スロー・ダッシュはスタート方法を分ける言葉です。実際にいつラインを通過したかを表すスタートタイミングとは、確認する情報が違います。進入とスタートタイミングを別々に見ることは、公式のスタート展示の案内でも示されています。確認先:スタート展示

展示の並びを覚えたら、本番はそのまま見ていい?

本番でも確かめよう。艇の並びも、スローとダッシュの分かれ目も変わることがあるよ。
03 展示を覚えて、本番でも確かめる
スタート展示は本番を想定したコース取りとスタートですが、展示と本番で進入コースが変わる場合があります。「展示でこうだった」と「本番もこうなった」を分けて記録しましょう。出典:スタート展示とは?
A / スタート展示
スロー 3 艇:ダッシュ 3 艇
| コース | 艇番 | スタート方法 |
|---|---|---|
| 1コース | 1号艇 | スロー |
| 2コース | 2号艇 | スロー |
| 3コース | 3号艇 | スロー |
| 4コース | 4号艇 | ダッシュカド |
| 5コース | 5号艇 | ダッシュ |
| 6コース | 6号艇 | ダッシュ |
この例のカドは4コースの4号艇。
B / 本番
スロー 4 艇:ダッシュ 2 艇
| コース | 艇番 | スタート方法 |
|---|---|---|
| 1コース | 1号艇 | スロー |
| 2コース | 2号艇 | スロー |
| 3コース | 4号艇 | スロー |
| 4コース | 3号艇 | スロー |
| 5コース | 5号艇 | ダッシュカド |
| 6コース | 6号艇 | ダッシュ |
この例のカドは5コースの5号艇。
図の色は艇番を表します。展示と本番でコースが変わっても、同じ艇番の色は変わりません。
この例では、2つの情報が変わった
- 艇番の並び:本番では4号艇が3コース、3号艇が4コース。
- スローとダッシュの艇数:展示の3:3から、本番は4:2に。そのため、本番のカドは5コースの5号艇。
理解チェック
本番のカドは、展示と同じ4号艇と言ってよい?
答えを見る前に、理由をひと言で説明してみましょう。
答えと理由を読む
この例では違います。本番の4号艇は3コースのスロー。ダッシュは5・6コースで、その内側にいる5号艇がカドです。「カドは4号艇」と覚えず、本番のスタート方法と位置から確認します。
理解チェック
本番の進入が「1・2・4・3・5・6」なら、3着は4号艇と分かる?
答えを見る前に、理由をひと言で説明してみましょう。
答えと理由を読む
分かりません。3番目の4は、3コースに入った4号艇を示しています。これはスタートする位置の並びで、ゴールした順序ではありません。この表には着順もスタートタイミングの値も設定していません。
並びから分かること、分からないこと
- この情報から分かること
- どのコースにどの艇がいるか。スロー・ダッシュの区分が分かっていれば、どの艇がカドか。
- この情報だけでは分からないこと
- 各艇がラインを通過するタイミング、実際の速度、レースの着順。展示で見た進入も、本番で同じになるとは限りません。
観戦メモは「展示/本番」「内側からの艇番」「スロー・ダッシュ」の3つを分けると整理しやすくなります。映像や公式の案内で確認できない部分は、分からないまま残して構いません。
舟券を買わなくても、進入を読み取る練習はできます。並びが分かっても着順を予測できるわけではないので、まずはコースと艇番を確かめることから始めましょう。
出典と確認範囲
用語やルールの説明は、以下の公式資料をもとにしています。例題や図解は、理解を助けるために当サイトで作成しました。
- BOAT RACE 用語辞典:進入
進入の意味とコース取り
資料確認日: - BOAT RACE 用語辞典:進入コース
内側から艇番で表す進入順序
資料確認日: - BOAT RACE 用語辞典:進入隊形
スロー・ダッシュの艇数を3:3等で表す意味
資料確認日: - BOAT RACE 用語辞典:スロースタート
スローの助走の特徴。スローの艇数は3艇固定ではない
資料確認日: - BOAT RACE 用語辞典:ダッシュスタート
後ろへ引いて助走を確保する方法
資料確認日: - BOAT RACE 用語辞典:カド
ダッシュ勢の最内艇という定義
資料確認日: - BOAT RACE GUIDE:スタート展示とは?
艇番と進入コースの違い。スタート展示と本番でコースが変わる場合がある
資料確認日:
情報の誤りや表示の不具合に気づいたら、お問い合わせ・訂正依頼からお知らせください。編集方針・訂正方針もご確認いただけます。
広告
