展開・コース / 図解と例題
1〜6コースの役割と展開
内から外へ並ぶ6つの位置と、周囲の艇との関係を図解。進入を入れ替えた例を比べ、艇番やコースだけで攻め方が決まらない理由を学びます。
まず、ここから
1〜6コースは、スタートに向かう進入で決まる内側から外側への位置です。その位置によって、周囲の艇や通る経路の見方が変わります。まずは艇番、コース、攻め方は、それぞれ違うものだと押さえましょう。
このページで分かること
6艇の位置関係と、各コースから注目したい相手や通り道。コースだけでは攻め方や着順が決まらない理由。
01 コースは位置、艇番は艇につく番号
進入コースの位置関係は、内側から1・2・3・4・5・6コースと数えます。一方、艇番は艇を見分けるための番号です。進入で入れ替わったときも、艇番と色はその艇に付いたままです。出典:進入コース
内側 ↓ 外側
- 1コース1号艇
- 2コース3号艇
- 3コース2号艇
- 4コース5号艇
- 5コース4号艇
- 6コース6号艇
この例の4コースは5号艇です。黄色は5号艇を示しており、4コースに入ったから青へ変わることはありません。展示の並びを見た場合は、本番でも同じかを改めて確認します。出典:展示と本番の違い
理解チェック
内側から1・3・2・5・4・6と並ぶこの例で、5号艇のすぐ内側にいるのは?
答えを見る前に、理由をひと言で説明してみましょう。
答えと理由を読む
3コースの2号艇です。5号艇は4コース、そのすぐ内側は3コース。艇番の数字を1つ減らして探すのではなく、進入の並びを読みます。
02 6つの位置から、どこを見るか
以下は、6艇の位置関係からふねバカが学習用に整理した観察の問いです。公式に定められた役割分担や、各コースの必勝法ではありません。レースが進めば位置関係も変わります。
内側の端
1コース
外から接近する艇との関係は?
先に旋回できる状況か、外側からどの艇が近づいているかを見ます。1コースに入ったことだけで先行や1着が決まるわけではありません。
内に1艇、外に4艇
2コース
内の艇はどこを回り、外の艇はどう来る?
内の1コースの旋回と、外からの接近を合わせて見ます。内側を通る余地と、外側から攻める可能性を分けて考えます。
内に2艇、外に3艇
3コース
内2艇の間や外側に、どんな通り道がある?
内側の艇どうしの位置関係に加え、外側から来る艇も見ます。隙間が見えても、そこへ進むころに通れるかを考えます。
内に3艇、外に2艇
4コース
助走の区分と、内3艇の動きは?
まずスローかダッシュかを確認します。4コースが常にカドになるわけではありません。内側の艇にどこまで近づけるか、外の艇はどう動くかも見ます。
内に4艇、外に1艇
5コース
内側にできた隙間を通れそう?
内側に隙間ができても、そこへ進むころにまだ空いているかを考えます。外の6コースの動きも確認します。
外側の端
6コース
内5艇との距離は? 先に回るのはどの艇?
最も外側から、内側の艇の位置と通る経路を見ます。外にいることだけで、旋回方法や最終着順を決めつけません。

コースごとに技が決まっているんじゃなくて、周りの艇との関係を見るんだね。
03 コースだけで、攻め方を決めつけない
公式ガイドは、逃げを1コースからの動きとして説明する一方、差し・まくりを2〜6コース、まくり差しを3〜6コースからの動きとして紹介しています。一つのコースに一つの攻め方が対応するわけではありません。逃げ差しまくりまくり差し
練習用の例
同じ4コースでも、まだ決まっていないこと
最初の図では、5号艇が4コースにいます。分かるのは進入した位置と、その内外にいる艇です。スローかダッシュか、スタート後にどう近づくか、どこを回るかまでは設定していません。
- カドを知りたい → スローとダッシュの境目を確認する。
- 攻め方を考えたい → 内側の艇との接近と、旋回する経路を見る。
- 着順を知りたい → 実際の競走結果を確認する。
ほかの条件を確かめずに、「4コースだからカド、だからまくり」と決めつけないようにしましょう。
理解チェック
2コースから差すと予想したが、内の艇が流れず、通れそうな隙間ができなかったら?
答えを見る前に、理由をひと言で説明してみましょう。
答えと理由を読む
差せると考えた理由を見直します。2コースにいるだけで差せるわけではありません。内の艇がどこを回るかや、艇同士の位置関係を確かめ、ほかの攻め方も考えます。
04 コース別成績と枠番別の表を分ける
公式の場データには、コース別の入着率と、枠番別にどのコースへ入ったかを示す表があります。前者はどのコースから走った記録か、後者はどの艇番がどのコースを取ったかを読みます。確認先:浜名湖の場データ
比較するときは、場・集計期間・指標の定義を確認します。過去の1コースの成績だけでは、これから走る1号艇が勝つ確率は分かりません。
位置関係が読めたら、次は「スリット隊形と展開パターン」で、同じ隊形でも条件を変えると候補がどう変わるかを考えてみましょう。
出典と確認範囲
用語やルールの説明は、以下の公式資料をもとにしています。例題や図解は、理解を助けるために当サイトで作成しました。
- BOAT RACE 用語辞典:進入コース
進入によって定まるスタートコースと、イン側から艇番で示す進入順
資料確認日: - BOAT RACE:スタート展示とは?
艇番と進入コースの区別。展示と本番でコースが変わる場合があること
資料確認日: - BOAT RACE:逃げ
1コースから先に旋回し、先頭を保つ逃げの説明
資料確認日: - BOAT RACE:差し
差しを2〜6コースからの動きとして説明していること
資料確認日: - BOAT RACE:まくり
まくりを2〜6コースからの動きとして説明していること
資料確認日: - BOAT RACE:まくり差し
まくり差しを3〜6コースからの動きとして説明していること
資料確認日: - BOAT RACE:浜名湖の場データ
コース別入着率と枠番別コース取得率が別の表であること。集計期間と分類を確認する読み方
資料確認日:
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