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選手・開催 / 図解と例題

級別・勝率・全国と当地成績

級別の審査と、全国・当地の成績欄の見方を解説。練習用の出走表で集計期間と出走数を確かめ、数字を比べるときの注意点を学びます。

このページで分かること
級別を決めるための審査期間と、その級別が適用される期間の違いを学びます。全国・当地の成績が何を集計しているか、次の着順までは分からない理由も確かめます。

勝率の定義の確認先

01 級別は、半年ごとに見直される

選手の級別にはA1・A2・B1・B2の4区分があり、半年ごとの成績をもとに審査されます。勝率だけでなく、出場回数や事故率などの条件も関わります。今日の着順や、出走表にある勝率一つから決める記号ではありません。出典:級別

級別が適用されるのは毎年1月と7月からです。成績を審査する期間と、決まった級別を使う期間は別なので、出走表を見る日と審査対象の日付を分けて考えます。出典:ランク出典:級別審査

級別の審査から適用まで
級別の審査対象期間と適用期間を、同じ時間軸で見る2025年11月から2026年12月までを、1マス1か月で表示。2025年11月1日から2026年4月30日までの成績が審査対象。2026年7月1日から12月31日までが、その級別の適用期間。4月30日の翌日から適用されるわけではない。2025年2026年1112123456789101112審査対象11/1〜4/30級別を適用7/1〜12/311マス=1か月 / 横方向が時間の流れ →
  1. 01 / 審査する成績

    2025年11月1日〜
    2026年4月30日

    この期間の成績を、級別の条件に照らして審査します。

  2. 02 / 決まった級別を適用

    2026年7月1日〜
    2026年12月31日

    審査期間が終わった翌日からではなく、この期間から新しい級別が適用されます。

公式の期間の関係を、具体的な年に当てはめた説明用の例です。実在する選手の判定や成績を示す図ではありません。

したがって、いま見ている全国勝率から、その選手の級別を逆算しないことが大切です。出走表の全国勝率と、級別の審査に使う勝率は、集計期間が異なる場合があります。

理解チェック

全国勝率が高い選手の級別がA2だった。「数値が高いからA1のはずで、表示が間違いだ」と言える?

答えを見る前に、理由をひと言で説明してみましょう。

答えと理由を読む

その情報だけでは言えません。級別は決められた審査期間の成績と条件から判定されます。いま表示されている全国勝率だけでは、審査時の出場回数や事故率などの条件まで分かりません。級別の適用期間と、成績欄の集計条件をそれぞれ確認します。

02 全国と当地は、対象とする場が違う

全国勝率:全レース場を対象にした成績
その選手の、一定の集計期間における全レース場の成績です。「全国の選手全員の平均」ではありません。
当地勝率:そのレース場での成績
その選手が、注目しているレース場で走った成績です。選手の出身地や所属支部の成績という意味ではありません。

どちらも、着順に応じた点数を平均する勝率です。違うのは、集計に含めるレースの範囲です。出典:全国・当地の勝率

「全国」と「当地」は、集計期間が同じとは限りません。BOAT RACE公式サイトの出走表でも、集計期間の決め方が異なります。数字が隣り合っていても、同じ期間の成績とは考えず、それぞれの説明を確認しましょう。確認先:公式サイトの集計期間

出走数もあわせて確認します。期間が長くても、その場で何走したかが同じとは限りません。期間や出走数が分からない場合は、推測で補わず、掲載元の説明を探します。

理解チェック

「当地勝率」は、その選手の出身地のレース場での成績?

答えを見る前に、理由をひと言で説明してみましょう。

答えと理由を読む

違います。出走表でいう当地は、そのレースが行われる場です。選手の出身地や支部とは関係なく、どの場の、どの期間の成績かを確認します。

まくる

級別・全国・当地。同じ選手の欄でも、見ている期間やレースの範囲が違うんだね。

03 同じ選手の、3つの欄を読む

練習用の選手Xの出走表で、級別と成績を読み分けます。全国と当地の関係を見やすくするため、この例だけは集計期間を同じにしました。実際の選手の記録ではなく、公式出走表の集計期間を再現したものでもありません。

練習用の例 / 選手Xの級別と成績
適用される級別
A2
この例での適用期間
2026年7月1日〜12月31日
下の成績欄とは別に設定した区分です。

この例で全国・当地を集計する期間
2026年1月1日〜6月30日

同じ期間の全国10走に、当地4走が含まれる例外側の枠が全国10走。枠内の上段は当地4走、下段はほかの場の6走。本文の練習用に、集計期間をそろえて作った例。実際の出走表では全国と当地の集計期間が異なることもある。記録のマーク1つが1走で、出走順は示していない。全国の10走この場の4走(当地)ほかの場の6走記録のマーク1つ=1走

全国勝率

6.00

全レース場を対象にした10走
着順点 60点 ÷ 10走

当地勝率

7.00

今回注目するレース場での4走
着順点 28点 ÷ 4走

当地4走は、この全国10走に含まれます。この例では同じ期間を集計しているので、全国と当地を足して14走と数えると、当地の4走を二重に数えてしまいます。

選手・級別・成績はすべて説明のために作ったものです。A2という級別は、下にある10走から決めたものではありません。

練習用の例

当地7.00は、全国6.00より高い。何が分かる?

選手Xは、この例の全国10走では着順点の平均が6.00、当地4走では7.00です。読み取れるのは、設定した期間の当地4走で、全国10走より平均点が高かったということです。

計算に使う点数も、この例のために用意しました。当地4走を10・8・6・4点(計28点)、ほかの場の6走を10・8・6・4・2・2点(計32点)とし、10走で合計60点です。通常の着順点だけを使い、加算・減点や事故などはないものとします。

ただし、「いつでも当地の方が得意」「次も高い着順になる」とまでは言えません。比べる出走数は4走と10走であり、この平均だけでは、対戦相手や進入、機材、当日の条件が成績にどう影響したかも分かりません。

理解チェック

選手Xの当地勝率は7.00。「この場では次のレースも70%の確率で勝つ」と説明してよい?

答えを見る前に、理由をひと言で説明してみましょう。

答えと理由を読む

そうは言えません。7.00は、この例の当地4走の着順点の平均です。70%の確率で勝つという意味ではなく、次のレースの結果も分かりません。A2という級別だけで、次の着順が決まるわけでもありません。

04 数値の前に、欄の条件を確かめる

  1. 何を示す欄か。級別という区分と、勝率という成績を分ける。
  2. いつの情報か。級別は審査・適用期間、成績は集計期間を確認する。
  3. どの場で、何走か。全国・当地の範囲と出走数を確認する。
  4. 比較だけでは何が分からないか。得意不得意の原因や、次の着順・確率を決めつけない。

「当地の数値が高い」で止めず、「どの期間の何走で高かったのか」まで言えると、比較の条件がはっきりします。条件が不明なら、その部分は不明のまま残して確認しましょう。

着順点の平均と、各着順に入った割合を計算して比べるには、勝率・1着率・2連対率・3連対率へ進んでください。

出典と確認範囲

用語やルールの説明は、以下の公式資料をもとにしています。例題や図解は、理解を助けるために当サイトで作成しました。

  1. BOAT RACE GUIDE:ランク(級)

    級別の4区分。級別は毎年1月・7月に更新される

    資料確認日:
  2. BOAT RACE 用語辞典:級別

    A1・A2・B1・B2の4区分。級別は6か月間の勝率・複勝率・事故率・出場回数などに基づく

    資料確認日:
  3. BOAT RACE 用語辞典:級別審査

    級別審査の対象期間と適用期間は異なる。年2回の級別審査と適用時期

    資料確認日:
  4. BOAT RACE GUIDE:レーサーの勝率(全国・当地)

    勝率の計算と、全国・当地の集計対象

    資料確認日:
  5. BOAT RACE:本サイトについて(出走表の算出期間)

    公式出走表の全国・当地成績は算出期間が異なる。表示欄ごとの集計対象期間と今節成績を含まない条件

    資料確認日:

このコースでの位置

数字は、このコースで読む順番を表しています。

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