この記事では舟券予想に役立つ勉強の仕方について解説しています。内容は初心者の方に目線を合わせたものとなっており、ボートレースに興味がある人や始めたばかりの人にオススメの記事です。
初心者の方はこの記事を読んで友達に「覚えるの早っ!!」と驚かれるくらい一気に上達してやりましょう。
誰でも最初は初心者です、予想屋の人だってそう。必要なのは道しるべ、分からない事は全部私が教えます!
目次
はじめに:目標を設定しよう
舟券予想(競艇)の勉強の仕方について解説する前に、目標を決めておきます。
競艇で稼げるようになる!ってのは欲張りすぎなので、ここでは「一人で予想できるようになる」を目標に勉強していけばいいかと思います。
誰かに予想を教えてもらうより自分で考えた方が楽しいですし、有料予想に使っていたお金は舟券に使った方が賢い+予想力も身に付く。
ということで自分の力で舟券予想できるようになることを目標に頑張っていきましょう。
勉強の仕方:6ポイント解説
競艇について勉強するにはどこから手をつければいいか、いきなり全て覚えるのは大変なので要点を6つに絞ってまとめました、以下になります。
- 舟券の種類
- オッズの見方
- 一枠有利の法則
- 競艇場の特徴
- 選手(データ)の見方
- 展示航走の見方
一度に全て覚える必要はありません、何度も読み返し時間をかけて吸収していけばOKです。
①:舟券の種類
舟券の種類を覚えましょう、競艇では以下7つの買い方(賭け方)があり、それぞれ的中する確率と配当が異なります。
種類 | 的中条件 |
---|---|
単勝 | 一着の艇を当てる |
複勝 | 一着か二着に入る艇を当てる |
2連単 | 一着と二着に入る艇を着順通り当てる |
2連複 | 一着と二着に入る艇を当てる(順不問) |
3連単 | 一着と二着と三着に入る艇を着順通り当てる |
3連複 | 一着と二着と三着に入る艇を当てる(順不問) |
拡連複 | 一着から三着までの2艇を当てる(順不問) |
全部覚える必要なし!
舟券の種類は7つありますが、実際によく使われるのは「2連単」と「3連単」の2つです、これ以外に関しては配当がかなり安く使う機会がほとんどないので覚える必要はありません。
②:オッズの見方
オッズ(配当)の見方は上記の通り「①着に一号艇、②着に三号艇、③着に五号艇」なら3.5倍の配当になります、【3連単:①–③–⑤(100円)】が的中したら350円返ってくる感じです。
ちなみに、人気の組み合わせほどオッズは安くなります、逆に人気がない組み合わせはオッズが高くなります、当たる可能性が高い(オッズが安い)、当たる可能性が低い(オッズが高い)と考えてもらえればOKです。
- 黄色い数字で999.9となっているのは1000倍以上のオッズを意味します(滅多に当たることはありません)
- 100倍以上のオッズ、つまり100円購入した時に払い戻しが10000円を超えるものを「万舟(まんしゅう)」と呼びます。
これらを踏まえて、、、
舟券を購入する時は的中した時にどれが来てもマイナスにならないように購入するのが大事。
例えば、舟券を400円分(100円×4点)購入したとして、的中した組み合わせのオッズが3.5倍だとすると、返ってくるのは350円となり50円マイナスとなる。
一番オッズが安い組み合わせ、つまり当たる確率の高い組み合わせは他より多めに購入(例:200円)しておくのもテクニックの一つです。
③:一枠有利の法則
競艇では、一枠(1コース)が一番有利であり、一着に来る可能性が高い事実があります。
一枠を走る選手(だいたい一号艇)が一着を取る確率はだいたい40~50%というデータもあります、逆に一番不利なのは大外を走る六号艇になります。
舟券を予想する時は、一番有利な①号艇を一着に、二着と三着は②③④⑤号艇の中から選び、一番不利な⑥号艇は外すのが基本型です。
※一号艇が必ず一枠(1コース)を走るとは限りません。
④:競艇場の特徴
競艇場は全国で24カ所あり、それぞれ広さも水質も異なります。
ボリュームが多いので細かい説明は割愛して、ここで覚えておきたいのは競艇場によって有利なコース・不利なコースがあるということ。
全て把握するのは大変なので、初心者の方は「インコース(内枠)が有利な競艇場」と「どのコースにもチャンスがある競艇場」の2パターン覚えておけばOKです。
インコースが有利な競艇場
・インコースが有利な競艇場(一号艇の一着が多い競艇場)
- 大村競艇場(長崎)
- 徳山競艇場(山口)
- 芦屋競艇場(福岡)
インコースが不利な競艇場
・どのコースにもチャンスがある競艇場(一号艇の一着が少ない競艇場)
- 戸田島競艇場(埼玉)
- 平和島競艇場(東京)
- びわこ競艇場(滋賀)
要点をまとめると、、、
初心者の方が舟券を予想する時は「一枠有利の法則」に「インコース(内枠)が有利な競艇場」を合わせて考えると的中率が上がる。
逆に「どのコースにもチャンスがある競艇場」では、一着に一枠の選手が来るという予想を立てにくいので、玄人向きであり初心者は舟券購入を回避すべきとも言える。
⑤:選手(データ)の見方
選手の「実力」や「状態」を把握することは舟券を予想する上でかなり重要です、見るべきポイントをまとめましたのでじっくり覚えて下さい。
データ①:級(クラス)
選手の実力を確認するには「級(クラス)」を見ればざっくり分かります。級は「A1 > A2 > B1 > B2」の4つあり、A1級の選手は勝率が高く高確率で三着以内に入ってきます。
データ②:平均スタート
平均スタートが早いと本番でも好スタートを切ってくれると期待できます(有利)、逆に平均スタートが遅いと本番でのスタートに期待できません(スタートが遅いと不利)
データ③:全国勝率と当地勝率
勝率には「全国勝率」と「当地勝率」の2種類あります。
・全国勝率から分かること
全国勝率が高い選手は実力のある選手、逆に全国勝率が低い選手は実力不足と考えて問題ありません。
・当地勝率から分かること
当地勝率はその競艇場での勝率を意味します。当地勝率を見れば選手が得意としている競艇場(水面)かどうか分かります。
データ④:モーター(エンジン)
モーターの良し悪しを確認します、これはモーターの2連対率(複勝率)を見ればざっくりですが把握できます、「%」が大きいものほど良いモーターと考えてOKです(35%以上が目安)
データ⑤:着順成績
着順成績を確認することで選手の調子を把握することができます、どのコースからでも3着以内に入っているなら期待できます、逆に5・6着ばかりだと期待できません。
データ⑥:支部
選手の支部と開催地が同じだとプラス要素と考えることが出来ます、これは単純に地元の利です、走り慣れていることでターンやスタートが良くなるという傾向があります。
例を出してみると、大阪支部なら住之江競艇場、長崎支部なら大村競艇場といった感じです、地元選手とも呼んだりします。
下にまとめておきます。
- 級:一枠有利+イン有利の競艇場でも級が「B1,B2級」だと実力的に不安と考える事ができる
- 平均スタート:平均スタートが悪いと、本番での信頼性に欠ける
- モーター:モーターが良いと競り合いに強い+スタートを切りやすい(かなりプラス要素)
- 着順成績:本番でのスタートの傾向が分かる、着順成績から調子が分かる
⑥:展示航走の見方
本番レースの直前に、レースに出走する各レーサーが、予想の参考やボートやモーターの調子をお客様に見てもらうために、コース取りとスタートの練習を行い、全速力でレースコースを2周する。これが展示航走である。展示航走には、スタート展示と周回展示と呼ばれる2種類の展示がある。
「展示航走(スタート展示+周回展示)」を見ることは舟券を予想する上でかなり重要です、展示を見る時のポイントを解説しておきますのでよく覚えておいてください。
展示①:コース取り(進入)
スタート展示でどの選手がどのコースを走るのか確認しておきます、ここをしっかり見ておかないと本番で「六号艇が2コース!?それじゃ話が変わってくるよ(焦)」なんてことになりかねません。
展示と本番のコースは同じになることがほとんどです。ちなみに一号艇が①コース、二号艇が②コースなど全艇が枠番通りのコースになることを「枠なり」と言います。
展示②:スタートタイミング
スタートで大きく遅れていたり早すぎている選手がいないかチェックしておくと、本番で良いスタートが切れるかの参考になります。
意外かもしれませんが、[0.00]などジャストタイミングは若干マイナス要素です(一歩間違えればフライング)、[0.10]付近の選手は評価していいと思います。
展示③:ターンの精度
周回展示ではターンマークを回る時に大きく膨らんでいないか、しっかりターン出来ているかどうかチェックします。
地元選手とそうでない選手という事も意識して見ればかなり参考になると思います。
展示④:モーターの良し悪し
ターンした後は直線を全速力で走ります、ここでスピードが乗れているかどうか確認することでモーターの良し悪しが分かります。
モーターの2連対率だけでは見えない部分をここで答え合わせしましょう、2連対率が低くても実際にはかなり出ているということは割と良くあります。
まとめ:着実に経験を積んでいこう
実際に舟券を予想する時はまず一着を当てれるようになりましょう、具体的にはイン逃げ有利の競艇場で単勝100円から感覚を掴んでいけばOKです。
単勝が当たるようになったら次は2連単で一着二着、その次は3連単でといった感じで進めていけばOKです。
早く覚えたい方は実際にお金をかけて取り組むのがベスト、エア予想だと「外れた時のリスクがない」という精神的余裕から予想が甘くなりがちだからです。
的中率や回収率を意識するレベルまで来たらレース選びを重点に学んでいけばOKかと思います、適当に毎レース予想していては勝てませんからね。
ってことで今回はここまで、追記や更新は必要あればしていく予定です。
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