少ない軍資金で競艇で勝つ方法を知りたいです、例えば1回1000円とかだとどれくらい勝てますか?買い方も教えてほしいです。
目次
競艇は1回1000円でも短期間なら勝てる
ボートレースは3連単が全部で120通り(競馬は最大4896通り)しかないので的中率が高く、一号艇が一着で来る確率は平均50%以上という事を考えると実際に買う買い目はかなり絞り込む事ができます(ざっと見ても20点まで絞れる)
では1回1000円だとどうしょう、最低購入金額は100円なので最大購入点数は10点となり120通りの中から10通り選ぶことになります、しかしこれは的中率にフォーカスした場合の話なので、回収率のことを考えると10点各100円買いは現実的ではありません。
そもそも、ボートレースは売上の25%が施工者に入り(利益や賞金・維持費)、残りの75%が配当金として人気順に割り振られるので、理論上は買えば買うほどお金が減っていきます(回収率75%に収束)
しかし、短期間なら瞬間的に勝つことは可能です(回収率の収束を無視できる)、毎日勝ち続けるのではなく「その日だけ勝つ」もしくは「月1で勝つ」は割と実現できるかもしれません。
予想手法は本命狙い一択
1回1000円の縛りで考えると予想手法は本命狙い一択です、外せば終わりなのでこれは当然の選択です。穴狙いは数を打って最終的に回収率がどうかを見るものなので、何レースか外れる前提での買い方はここでは不採用。
本命狙いを簡単に説明すると、当たる可能性が高い組み合わせ中心に舟券を購入する予想手法です。基本的に本命狙いといえば一号艇が一着のイン逃げレースのこと。
冒頭で少し触れましたが、ボートレースにおける一号艇の一着率は平均50%以上、ボートレース場によっては70%を超える場合もあるので、絶対に外せないという条件下では一号艇を一着固定で考えるのが現実的です。すると、「①-?-?」の組み合わせは全部で20点なので、全通り120点から6分の1まで絞りこむことができました。
点数を絞って購入する
一号艇を一着固定で20点、軍資金は1000円なので1点100円の最低金額で購入しても10点しか買えません、なので20点から更に絞る必要があります、結論を先に言うと以下の3点まで絞るのが理想です。
- 本命1点 / 500円
- 対抗1点 / 300円
- 抑え1点 / 200円
具体的には以下の通り。
種類 | 金額 | 説明 |
---|---|---|
本命 | 500円 | 当たる可能性が一番高い組み合わせを選ぶ |
対抗 | 300円 | 本命の次に当たりそうな組み合わせを選ぶ |
抑え | 200円 | もしかしたら当たるかもしれない組み合わせを選ぶ |
配当が割れている(一番人気が10倍~)はこの限りではない、「1000円使って的中したら〇〇円返ってくる」といった感じで回収率と相談して点数や配分を臨機応変に考えよう。
点数の絞り方について
点数を絞るコツについて解説しておきます、一号艇を一着から購入する場合の20点から3点に絞るまでのアプローチは下記の通りです。
- 二着から⑤⑥を切る
- 三着から⑥を切る
- 期待値の低い選手を切る
それぞれ順に解説していきます。
①:二着から⑤⑥を切る
まず最初に、二着から五号艇と六号艇を切りましょう(切る = 買わない)。理由としては、一号艇が一着の場合、五艇の中で二着に来る可能性が低いのはこの二艇だからです。
この時点で買い目は、
「1-23456-23456」
↓
「1-234-23456」
これで12点まで絞る事ができました。
②:三着から⑥を切る
次に、三着から六号艇を切りましょう。理由としては、一号艇が一着の場合、五艇の中で三着に来る可能性が低いのは六号艇だからです。
ボートレースは内側のコースほど有利で、外側のコースほど不利という法則があり、データ的にも六号艇が三着に来る確率は20~25%で推移していて他艇と比べるとかなり低いです(二号艇は55%~60%)
この時点で買い目は、
「1-234-23456」
↓
「1-234-2345」
これで9点まで絞る事ができました。
③:期待値の低い選手を切る
最後に、期待値の低い選手を切って3~5点まで調整します。期待値の低い選手の定義としては「実力がない」「モーターが弱い」の両方を満たす選手、もしくはどちらか一方に当てはまる選手のことです。
では、この2つをどうやって判断するかですが、これについては出走表のデータを参考にすると分かりやすいです。
実力がない | |
級 | 選手は A1 > A2 > B1 > B2 の順でランク付けされています。A1級選手とB1級選手ではかなりの実力差がある。 参考記事:【ボートレース】勝てるレースの選び方「明日から使えるレース選びのコツ」 |
---|---|
全国勝率 | 全国勝率(以下:勝率)が高いほどレースで上位着を取れているということ、勝率7.00を超える選手はかなり強い(上手い)と考えていい(6.00未満は微妙) 参考記事:ボートレースで堅いレースを見つける方法【今すぐ使える!】 |
モーターが弱い | |
モーター 2連対率 |
そのモーターが使われた時の勝率を数値化したもので、基本的に数値が高いほど良いモーターと言えます、40%を超えるモーターは素性の良いモーターと考えていい(たまに例外があります) 参考記事:【競艇】良いモーターはココが違う【成績/2連対率の見方】 |
展示タイム | レース本番前のテスト航走で計測した際の「展示タイム」はモーター性能によって左右される傾向にあり、この数値が他選手と比べて0.10以上に差がある(早い)場合はモーター性能に期待できます。 参考記事:ボートレースの展示の見方!予想に役立5つのポイント |
具体的な部分は参考記事を読んで補完しておくとして、基本的には2着(②③④)の中から全国勝率が一番高い選手を「軸」に考えるのが一番シンプルです。※軸というのは舟券に絶対必要な選手という意味です。
例えば、②③の勝率が4.35付近で④の勝率が5.50だと、軸は④になります。これを参考に買い目を整理すると以下のようになる。
「1-234-2345」
↓
「1-23-4 と 1-4-235」
これで5点まで絞り込む事ができました、一号艇のイン逃げ(一着)から、四号艇が二着か三着に必ず絡んでくるといった予想の買い目です。
他にも、「四号艇は絶対に舟券に絡んでくると思うけど三着までかな」と予想するなら買い目は「1-23-4」の2点だけに絞り込む事ができます、その逆も然りで「1-4-235」の3点にも絞れます。
こういった感じで、自分が信じる期待値の高い買い目を絞り込んで舟券を考えてみましょう。
まとめ
ボートレースは勝ち続けたり、儲け続ける際のハードルはかなり高いが、1日1Rや月1回といった短期間なら勝つことができる。
少ない軍資金(1000円)だったとしても、ボートレースは競馬と比べて的中させやすいので、購入点数を絞り込んで金額を振り分ければかなり良い戦いができると思います。
もちろん、その為にはこの記事で解説した内容以外にもたくさん知識を付ける必要がありますので、隙間時間にでも他の記事を読んで舟券予想の理解を深めてみましょう。
という事で今回は以上になります。
1回1000円からお金を増やすには的中率・回収率を高める必要があります、その為には1周1Mでの展開を予想する力が必要です。
やっぱり自分には難しいかもという方は「オッズ買い」という買い方もあります、こっちは誰でもすぐ実践できるので初心者の方にはオススメ!下にリンク貼っておきますね(/・ω・)/