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ボートレースで2コースは難しいとされる理由【徹底解説】

ボートレースで2コースは難しいとされる理由【徹底解説】
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まくる

今回はボートレースで2コースが難しいとされる理由について解説したいと思います。

目次

ボートレースで2コースが難しいと言われる理由

①:スタートが難しい

一つ目はスタートの難しさ、2コースは基本的に差しがメインというのはご存知の通り、①が先マイして出来たスペースをズバッと差すわけですが、そのためにはスタートが超重要。

まず①よりスタートを覗いてはいけない、①よりスタートを行き過ぎると差しに構える為にスピードを落とす時間が長くなり、落としすぎると他艇からの攻めを受けきれなかったり、速度がない分差しが届かなくなる。

2コースのスタートの理想は内の艇が遅れない(③④にまくられない)程度に①より少し遅いくらいがベストとされている、スリットを通過してから①よりほんの少し後ろだと差しに構えるまでがスムーズになり、スピードを落とす時間が短くなる事でしっかり差しを入れることが出来る。

まくる

これを踏まえて、峰選手のコース別平均STを見てみると、他と比べて2コースだけスタートが遅い。もちろんこれは意図的、そして2コースの走り方をしっかり理解しているということに繋がる。

②:モーターに出足が必要

2コースから差しを決めるには、それを後押しする足が必要で、特に出足がないとキツイ。スピードを落としてから①の懐に差しを決めるにはそれなりに機力がないと差しは決まらないのだ。

一号艇がターンした時に出来る引き波も超えなければいけないので、平凡なモーターではまず届かない、選手コメントで「波を超える感じはある」というコメントを見かけるが、まさにこのこと。2コースの選手が着を取るには足がないと絶対にキツイ。

③:一号艇の走り方で難易度が変わる

2コースは1コースの走り方にモロに影響を受ける、最近だと毒島選手のイン戦が有名ですよね、1Mをギリギリまで引きつけてターンすることで2コースの選手に差し場を与えない。その結果「差され率は低く、捲られ率が高くなる」という。

毒島選手の例から見ても分かるように、インを走る選手によって2コースの立ち回りはかなり制約される、もちろん逆に2コースが差しやすい場合もあるので一概に不利とは言えないが。

まとめると、①が1Mで小回りしてコンパクトに回るタイプなら②より③に展開が向いて、逆に1Mを全速で豪快に回るタイプなら懐が空く分③より②に展開が向きやすい。

④:引き波に乗りやすい

2コースは差しに構えるとスピードを乗せたターンが難しくなる、その一方で①が先マイして出来た引き波はもちろん、被せるようにしてターンしてくる③が作る引き波も回避しなければいけない。

差し勝負が基本で一旦速度を落としてターンする必要がある②や④の差しコースは常に引き波の脅威にさらされている、②なら③、④なら⑤ですね。

意識しすぎると上手く差せないし警戒がすぎると1M時点で二三着争うに降格する、そういった選手は一着が取れない代わりに壁役としては優秀という場合もあるので、意識しすぎる選手は一号艇にとっては救いな気もしますけどね。

まくる

とまぁ、③が上手い選手だとと大体②は展開向かない事が多い、この法則を覚えるだけで割と舟券は当たる気がする。

実際に舟券を購入する際は

まとめ、、、

差せる位置(早すぎず遅すぎないST)からベストな態勢で①と③が作る引き波を回避しつつなるべくスピードを乗せてコンパクトに1Mを回ると差しは届かない、と考えてみると2コースが難しいというのがイメージしやすいと思います。

今回解説した内容を踏まえて、実際に舟券を予想する際は以下のポイントを見て考えれば初心者の方でも分かりやすいかなと思います。

②に展開が向かない時

②に展開が向かない時、つまり①が1Mで小回りするタイプかどうかは①の差され率(新概念データ)を見る、差され率が低ければ②に展開は向きにくいと考える。

これに加えて、③が格上(A1)で②が格下(B1)なら②の二着はかなり厳しい、100歩譲って「1-2-3」を抑えるくらい。

②の実力を見極める方法

2コースが上手い選手を見極める時は、連対率を見るのが基本ですがもう一つあって、選手の2コースの平均STが1コースの平均STよりやや遅い場合は「2コースの走り方を理解している選手」と言える。

もちろん1コースと2コースの平均STが同じだからその選手はダメってわけではありませんが、2コースの平均STが1コースの平均STと比べてコンマ01遅いという事実は、まくられない程度に意図的にSTを遅らせる技術があるとも考えられます(私はそう考えています)

こんな感じで2コースの選手を分析すれば舟券予想に役立つのではないでしょうか、あまり深く考えていないという方はこの機会に意識してみてください。

今回は以上になります。

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