どうも、まくるです。今回はルーキー戦以外での若手選手を買う時の見極め方について解説したいと思います。朝イチの山田和佐選手(4978)を見て少し思うところがあったので記事にしました。
※ここでいう若手選手とは、「経験の浅い+B級選手」を意味します。
若手選手を買う時の見極め方【買える時/買えない時】
2020年6月12日(金)、この記事を書いている今日朝イチの話。
これは今日の徳山3Rの出走メンバーです。イン逃げ水面ということもあり①藤原選手のイン逃げから爆売れしています。
対抗は誰がどう見ても③白水選手の外マイ追走で間違いないでしょう。問題は三着に誰が来るかです。
進入は動く気配なく枠なりということで、②中尾選手は③白水選手の内隣という事で少し買いにくい。
となれば④山田選手の差しと⑤林選手の大外マイ追走、最内差しての⑥川上選手を押さえてといった買い目が有力候補です。不安な人は三着流して買うのもアリでしょう。
オッズを見てみるとやはり1-3人気で、1-3-456が売れまくりです。さて、この記事の本題はここです、④山田選手は確かに120期若手の中では割と走れる方でセンスもある(同期の佐々木完太選手と前田篤哉選手よりは下)、周りのメンツがやや弱いだけで差すだけなら確かに三着十分ありえます。
しかし、個人的に「1-3-4/3.7倍(1番人気)」は売れすぎです、結論から言うとこの手の④山田選手からの差しは「買わない」もしくは「厚張りしない」それか「このレース自体買わない」が正解です。
・1-3-4が売れる背景
(山田和佐選手は)経験は浅いがセンスはある、③が攻めれば④に展開が向く、外のメンツも強くない、足的にも差して波を越える程度のパワーはある。総合(セオリー)的に考えて買える買い目だと判断されて1番人気の買い目となった。
1-3-4は③が攻めた時の筋的に十分可能性はありますが、3.7倍という超人気配当で考えれば④山田選手は信頼に欠けます、前節の唐津でも同枠から5着2回とコースを熟知した走りではなく感覚で走っている感じ、展示でも遅れていました。
そもそも、この3.7倍という配当は一号艇に峰竜太選手、三号艇に坂口周選手、四号艇に適当なA2級選手で他B1級選手という明らかな実力差があった場合に付く配当です、この場合は明らかに1-3-4が堅いと言えます。
どちらも1-3-4の配当が3.7倍とするなら、あなたならどっちを買いますか?
私なら①峰選手のイン逃げから③坂口選手の外マイ④A2選手が差して追走1-3-4を選択します。④山田選手の三着で3.7倍は過剰人気すぎやしませんか?材料としては枠有利・展開有利くらいしかない、この2つも腕あってこそなんですがね。
結果を見てみましょう。
まぁ1-3だよねという結果で、バカ売れしていた④山田は五着で1-3-2で決着。何が問題かって、3.7倍というこれは堅い!という④が五着でしかも六番手を争って四番手には突き放されている事ですよ。これはつまり、この1-3-4は数字だけ見れば堅そうで本質的には全然堅くないという事なんですね。
この結果は、ターンも不安定で経験の浅い若手選手だから起きたことです。
まとめると、若手選手が展開捌いての1番人気(他人気サイド)は買ってはいけない、買ってもいいのは配当的妙味がある時だけ、「売れてないけど意外とコイツやるぜ?」というちょっとした穴狙いの時しか買ってはいけない、そもそも若手選手に厚い信頼を置いてはいけない。
初心者向けにもっと分かりやすく説明すると、若手選手が人気している時は絶対に買わない、人気していなくて配当が良い時は買える(ある程度走れる若手選手という前提で)。
これは別に今回の山田和佐選手だけに限らず若手選手全般に言えることです、同期で山田選手より上手な佐々木完太選手もしくは早々にA級昇格を果たした前田篤哉選手だったとしても3.7倍という超人気配当の前では信頼に欠ける。
このブログを読んでいる方なら大丈夫だとは思いますが、今回は若手選手が謎に人気していたので記事にした感じです。
同じ激安配当でも本当に堅いレースは存在しますからね、流石に万バリはしないですが。汗
つまり、若手選手がバカ売れしてたら買えない、そこそこセンスある若手選手が売れていない場合は買ってもよいという事じゃな。
自分は安すぎる配当は堅くても買わない派だな、当たったところでリターンは小さいし、厚張りして外れたら大怪我するし。