福岡で開催されたボートレースオールスター、結果は一号艇の吉川元浩選手の逃げということでしたが、この結果を見て色々と思う事があるわけですよ。
ちなみに皆さん当たりましたか?五号艇の白井英治を3着にしか入れていない方は残念でした、結果を見れば「①-⑤-②」と買えそうな目でありオッズも35.7倍と激ウマ配当でしたからね。
それはさておき本題に入っていきたいと思います。
目次
ボートレースはモーターが最重要
上の出走表は昨日行われた2019年福岡ボートレースオールスター優勝戦のもので、結果は先ほども書いた通り「①-⑤-②」で一号艇の吉川元浩選手が逃げたわけですが。
この結果を受けて思ったのはやっぱりボートレースはモーター(エンジン)が大事なんだなと、吉川元浩選手は前のSGボートレースクラシックも節一モーター※を引き優勝しているわけですしね。
・節一モーターとは?
その節で一番良いモーター、全ての性能が極めて高いモーターは「超抜モーター」と呼んだりします。
今回のオールスターでも吉川元浩選手は節一モーターを引いており、ほぼ全てのコースから一着を取っています、三日目までピン(一着)連続なのでまた優勝するのかなと思っていました、それくらいモーターが良かったんですね。
好モーターのメリット
モーターが良いと展開が向きやすく(有利)なるわけで、メリット(強み)を挙げるとざっとこんな感じ。
- イン逃げしやすい
- 捲りやすい
- 競り勝ちやすい
- スタートしやすい
機力(モーターの性能)が高いとスピードが出る分イン逃げも決まりやすく、ダッシュ(外枠)からの捲りも決まるようになり、道中で競ったときも機力差で突き放すので確実に着順を上げることが出来ます。
何より、モーターが良いと好スタートをきりやすい、他艇より多少遅れても後からノビてきてターンマーク前では揃います、スタートが普通に揃った時もノビびた分頭が出るので捲り差し展開に、他艇と比べてスタートが良いとそのまま捲ることも可能になります。
今回のオールスターでは最後の「好スタートを切ってそのまま捲る」が多く見られました、SG戦での捲りは本当に決まりにくいのでモーターが後押ししたと考えていいです、もちろん吉川元浩選手のスタート力と勝負強さあってのものではありますが、実力以上の力をモーターが引き出しています。
優勝戦を考察してみる【感想】
①吉川選手
一号艇の吉川選手は勢いそのままに優勝戦でもST0.7の0台スタート、峰選手が茅原選手の壁となり楽に逃げた形に、ただおそらく壁がなくとも簡単に逃げれたと思います。
②峰選手・③茅原選手
二号艇の峰選手はスタートが遅れて結果的に一号艇の壁役となり勝負できず、賞金王を取るまでの勝負弱い峰選手を思い出す形となりました、とはいえあの位置から三着まで上げてきたのはさすが賞金王。
三号艇の茅原選手は峰選手に意識された分挿し場がなくそのまま握る形で外に、節一モーターを積んでいる①吉川選手を捲ることなどできるわけもなくフェードアウト、展開が向かなかったですね。
④桐生選手・⑤白井選手
四号艇の桐生選手は第一ターンマークの時点で一着は絶望的で、差して二着を取る構えでしたが、前の②峰選手の艇がバタつき進路を防がれ接触してしまい終了、運がなかったですね、これは可哀想(;^ω^)
五号艇の白井選手は好スタートながらもコースが不利な分三着かなという展開でしたが、第二マーク、二周第一マークと怒涛の追い上げで二着まで上げてきました、連対に絡むのが上手いというかさすが「関門のホワイトシャーク」の異名を持つだけある。
⑥平本選手
六号艇の平本選手は2016年オールスター覇者ということもあり、圧倒的不利な枠番でありながら途中まで二着を取れそうな感じでしたが、⑤白井選手と②峰選手の猛追撃にあいずるずると四着まで、、、正直な話腕の差が出た感じがします。
終わりに:私の舟券結果は・・・
ボートレースはモーターが大事、特に節一モーターはレースの展開を大きく変えるほどの力を持っています、初心者の方でも「すごい出てるな」と分かるほどのモーターであれば要注意。
そんな選手がインを走るなら堅いと踏んで点数を絞り大きく買うのもありでしょうし、外を走る場合は捲り・捲り差し警戒で最悪買わない方がいいかもしれません。
そんなこんなで令和最初のSGはモーター(機力)が特徴的なレースだなと思いました、5/31桐生で開催される開設63周年記念G1赤城雷神杯での吉川選手のモーター抽選にも注目です、また節一モーターを引くのであれば・・・
ちなみに私の舟券結果はというと・・・
買ってませーん!
①吉川選手が逃げるとしても色々な可能性が考えられるので「勝つ」ことを優先にするとここは見かなと、代わりに他レースの狙い目でしっかり当てる事ができました(^O^)/
・2019年5月26日蒲郡5R(17:14~)