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「ツケマイ」とは?
「まくり」の一種で外側のレーサーが自分より内側のレーサーを押さえ込む戦法。「 ツケマイ」は内側の艇にピッタリつけて、ターンのスピードやパワーで強引に押さえつけ外側から全速力でかわしていく。
(引用:ボートレース公式サイト)
ツケマイに関しては上記の通りで、これは映像を見た方が早いかと思います(下記ツイートからどうぞ)、超絶綺麗なツケマイを決めた②丸野選手の走りを見て下さい。
ボートレース初心者の人に「ツケマイってなんですか?」って聞かれたらこれを見せたい、ベストオブツケマイ。 https://t.co/wCDjdWezSk
— ふねバカ親子@ボートレース (@hunebaka) 2019年6月13日
正直言ってこれ以上ないくらい見事なツケマイだったかと思います、こんなに綺麗なツケマイは中々見れるものではありません。
先ほど説明した通り、内側の艇に外の艇がピッタリ引っ付けて一気に捲って引き波を起こす、引き波に飲まれた内側の艇は推進力を失い失速、これがツケマイです。
「ツケマイ」と「まくり」の違い
実際のレースで決まり手として出てくるのは「ツケマイ」ではなく「まくり(捲り)」なわけで、この2つの違いってなんだろう話ですが、これは下のように考えればいいかと。
- まくり:外から捲りきる
- ツケマイ:捲りつつ内側の艇を失速させる
捲りつつ内側の艇を失速させるのが「ツケマイ」、そうでないのが「まくり」ということですね。
ツケマイってよく決まるの?
ツケマイは中々決まりません、それを予想して舟券を買うのもかなり難しいかと思います、理由は下記の通りです。
- 内側の艇に意識されると厳しい
- 「捲り < 差し」が基本
内側の艇に意識されるとツケマイは決まりません、A1級の選手に対しては特に決まらないかと思います、艇にピタッと張り付いて捲ろうとするとブロックされて終了。無理に仕掛けると抵抗され一緒に外に膨らんで後ろの艇に抜かされたりとリスクが大きい。
競っている時は差しが基本でツケマイという選択はしません、決まれば突き放すことができますが「内側の艇に意識されると厳しい」でも解説したように抵抗されると着順を落としかねません。
大体は差しの選択で捲ることはあってもツケマイを仕掛けることはほとんどないのが現状です、ちょっとリスキーなんですよね。
というような感じで今回は「ツケマイ」について解説してみました、以上になります!